この記事は、モーニングアタックがつらい人に向けて書いています。
モーニングアタックとは、朝起きたときに、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状が辛くなることです。
私の症状を先に書きます。同じような症状の方はそのまま読み進めてください。
方法だけ知りたい方は、もくじの「モーニングアタックをなくすための方法10選」から読んでください。
私は幼いころから鼻炎持ちで、年中鼻水が出ていました。
大人になってからも変わりませんでした。
特に朝はほぼ毎日、モーニングアタックに苦しみました。
私のモーニングアタックは「くしゃみと鼻水が30分以上続く」です。
また、朝だけでなく、毎日不定期に鼻水が止まらなくなりました。
いわゆる「寒暖差アレルギー」でもあります。
いろいろと試行錯誤をする中で改善をして、今の症状はこちら。
□モーニングアタックはほぼない。
(はじめ、ドロッとした鼻水を1回かめば終わり)
□油断して体を冷やすと、鼻水が出る。
□アルコールをたくさん飲むと鼻水はたくさん出る。
といった感じで、完治とまでは言いませんが日常生活で苦しむことはかなり減りました。
私が実践してモーニングアタックに「これは効果があった!」という方法をご紹介します。
私の鼻炎の特徴
□花粉症ではない
血液検査をして、花粉症ではない(陰性)ことが判明しました。
□他のアレルギー検査も引っかからない
ハウスダスト、食物アレルギーなどもすべて陰性でした。
□朝起きてからしばらくすると鼻水が止まらなくなる
はじめはドロッとした鼻水からスタートし、鼻をかむとサラサラした鼻水がどんどん出てくる状態でした。
□移動中に急に鼻水が止まらなくなる時がある
特に夏の電車内で鼻水が出ることが多かったです。冷房がきいていて体が冷えたのが玄以だったと思います。
□オフィスで仕事をしていて、急に鼻水が止まらなくなる時がある
こちらも「冷え」が原因のことがほとんどでした。冬に暖房が効いていなかったり、夏に冷房が効きすぎていたりした時に鼻水が止まらなくなりました。
□慢性副鼻腔炎(蓄膿症)
幼い頃から風邪を引くたびに鼻炎を繰り返していたので、慢性化してしまっています。お医者さんには「風邪を引かないように。引くと蓄膿症が再発するから」と無茶を言われます。(笑)
□鼻水が出ている時は、体が冷えている(耳、腕、お腹、太もも、ふくらはぎ、足先)
必ず体のどこかが冷えていることに気づきました。特に下半身が冷えれば冷えるほど、鼻水が出る確率が高かったです。逆に体が温まったと感じた時には鼻水が止まっていました。
つまり、私の症状は「モーニングアタック≒寒暖差アレルギー」でもあると思います。
□市販の薬を飲む
いわゆる対症療法です。その瞬間は止まりますが、効き目がなくなるとまた出ました。私は薬を飲むことに抵抗があり、途中でやめました。
□耳鼻科でもらった薬を飲む(抗生物質含む)
こちらも対症療法です。耳鼻科の先生からは「レントゲンを見ると、鼻に膿が残っているから、抗生物質を使ってすべてなくしたほうがよい」と言われ、約2か月飲み続けました。結果、鼻の通りは少し良くなりましたが、モーニングアタックの改善にはなりませんでした。
□鼻の粘膜を焼く手術をする
鼻の粘膜を焼いて対処するという手術をしました。とても痛くて苦しかったですが、手術後間もなくモーニングアタックが再発してしまいました。実費で1万円以上かかり、コスパがとても悪かったです。
□空気清浄機を使う
空気をきれいにすることでモーニングアタックを防げるというネット記事を見て、3万円程度するものを購入しました。しかし、まったく効果なし。
□定期的に布団を干す
ダニがモーニングアタックの原因の可能性もあるというネット記事を参考に、布団を一週間に1回は干すようにしました。しかし、まったく効果なし。
これらは私には効果がなかっただけで、人によっては効果が期待できるかもしれません。気になる方法があれば試してみてはいかがでしょうか。
以上の経験をもとに、モーニングアタックをなくすためのとっておきの方法10選をご紹介します。
①起床後、足首を回したり、冷えている部分(足首・ふくらはぎ・手首、首筋など)をマッサージしたりする
起きると足元が冷えていることが多いのですが、足首をグルグルと回したり、ふくらはぎや太ももをマッサージしたりすると、体全体があたたかくなって鼻水が出なくなりました。
②足元用ヒーターで足首、ふくらはぎを温める
冬場ですが、足元用のコンパクトなヒーターを使うようになって、冬の足の冷えが大幅に改善しました。特に朝食の時は足元を温めながら栄養を摂ると、全身の血の巡りがよくなり、鼻水が出なくなりました。
↓私が使っているのは、アイリスオーヤマのお買い得品。結構強力なので、私は「弱」で十分。
↓私の母が使っているのは、ダイソンの高級な空気清浄機付きヒーター(笑)。母は大絶賛。
③ひざ掛けを使う
ひざや太ももが冷えると鼻水が出るので、椅子に座っているときはひざ掛けを使います。太ももを温めるのも効果が高いです。
↓Amazonベストセラーの品。とてもあたたかくてお気に入り。
④レッグウォーマーを使う
ひざ掛けだとふくらはぎや足首まで温めるのは難しいですので、レッグォーマーもあわせて使うと効果的です。
↓こちらもAmazonベストセラー。フリーサイズで履き心地もよい。
⑤散歩をする
運動が苦手な人は散歩をするのがおススメです。歩くときにふくらはぎや足首を動かしているという感覚を持ちながら歩くと温まりやすいです。体全体の代謝も上がります。
⑥お腹を温める
薄着をしたり、冷たい水やお酒を飲んだりするとお腹が冷えて、鼻水が出てきます。腹巻や厚着をしてお腹を温めたり、冷たいものを飲み過ぎないように注意しています。
↓安心の「グンゼ」ブランド。ほどよいストレッチ。
⑦睡眠を7時間以上取る
睡眠不足の時は、体が温まりにくくなります。「冷えているな」という感覚が続くと鼻水が出てきます。6時間くらいは寝るべきというデータが多いですが、私は7時間以上でないと温かくなりにくく感じます。いずれにしても。睡眠不足はモーニングアタックの大敵と言えるでしょう。
⑧腸内環境を整える
2年近く、朝と夜にビオフェルミンを飲んでいます。腸内環境を整えることで自律神経を整えられ、結果として体の冷えを予防できるのではと考えています。モーニングアタックに直接効果があるかは不明ですが、心が安定して活動的にもなり、運動量が増えて代謝が上がっているような気がします。少なくとも健康には良い感じです。
⑨寝る前のストレッチをする
寝る前に体をリラックスさせることで、体の緊張をほぐし冷えを予防できると考えて実践中です。睡眠の質が上がり健康には間違いなく良い影響があると感じています。
↓おススメストレッチ動画(10分間)
⑩運動(筋トレ、スクワット、ランニング)をする
代謝が上がり結果として冷えを予防できると考え、運動をするようになりました。なるべく大きな筋肉を鍛えたほうが良いと考え、腕立て・腹筋・スクワットは週に2日はやるようにしています。さらに、駅から家まで徒歩8分くらいなので、3~4分ランニングをするようにしています。また、駅のエスカレーターやエレベーターは使わず、電車も座らないようにして1年以上経ちます。代謝がアップして冷えにくい体になりました。はじめは無理のない範囲で、「少し大変だけど気持ちいい程度」から習慣を作るとよいですね。
↓おススメ腕立て動画(5分間 きついです)
↓おススメ腹筋動画(4分間 きついです)
↓おススメスクワット動画(3分 まあまあ)
私は、モーニングアタックとは体が冷えた時に「ウィルスにやられる危険がある」と察知して、くしゃみや鼻水で守ろうとしていることと結論づけました。
つまりモーニングアタックの「アタック」とは「病原菌にアタック」してくれているということと理解しています。
ですから、モーニングアタックが起きた時には、体に「病原菌から守ろうとしてくれてありがとう」という感謝の気持ちを持ちつつ、体の危機を作らないように、体を温めて免疫を高めるのが大切です。そのためには「冷えないようマッサージや道具を使って瞬間的に温める」ことと「運動や腸内環境を整えて、冷えにくい体を作る」ことの両方が大事だと考えます。
今回の内容は以上です。
あなたにぴったりの方法が見つかればうれしいです。
今日からモーニングアタックをなくす行動を始めて、快適な人生を送っていただければ幸いです。