~うつ・引きこもり・離婚を越えて、いま願いが形になってきた話~
こんにちは、豊かな人生です。
今日は「願望の引き寄せ方」というテーマで、お話してみたいと思います。
今の私は、まさに“願望を引き寄せている最中”なんです。
不思議なことに、「そうなったらいいな」と思い続けていたことが、少しずつ現実になってきている。
でもここに至るまでには、嬉しいことばかりじゃなくて、むしろ「こんな形で叶うとは…」と思わされるような皮肉な現実も、たくさん経験してきました。
今日は、そんな私の実体験を交えながら、「願望実現とは何なのか?」を一緒に考えてみたいと思います。
「叶ってほしくなかった願い」が叶ってしまった過去
私はかつて、強く「仕事がつらい、逃げたい」「ひとりになりたい」「もう休みたい」と思っていました。
でもそれが、あまりに強かったからでしょうか。その願いは現実の形を取って、叶ってしまったんです。
うつ状態になり、職場を長期休職しました。
家庭でもすれ違いが深まり、離婚。
愛する息子とも、物理的に離れて暮らすようになりました。
望んでいた“自由”が手に入ったはずなのに、胸にあったのは、喪失感と後悔と、孤独でした。
「逃げたい」と願っていた私は、その願い通りにすべてから“離れる”ことになってしまった。
そのとき、初めて気づいたんです。
願いは、時に皮肉な形で叶うことがあるんだ、と。
引きこもりだった頃の自分もまた、願いを叶えていた
大学卒業後、私は就職をせずにしばらく引きこもっていました。
当時は「社会に出たくない」「働きたくない」と、強く思っていたんです。
今振り返ると、その思いはそのまま現実になっていました。
でも、引きこもっている間に感じていたのは、「このままじゃいけない」「誰にも必要とされていないようでつらい」という、深い無価値感でした。
「願望が叶った先に、幸せがあるとは限らない」
それも、私が身をもって学んだことの一つです。
願いは、ふんわりと“届く形”で叶っていく
そんな私が今、ふんわりと思い続けている願いがあります。
・健康で、元気なまま2100年を迎えること
・「今日もよかったな」と、思える日々を積み重ねること
・誰かに貢献した結果として、10億円の資産を築くこと
これらは、スマホの待ち受けに表示されるようにしています。
でも、がむしゃらに強く念じるのではなく、「そうなったらいいな」「きっとそうなっていくんだろうな」と、優しく見守るように思い続けているんです。
ふんわりと願いを描いていると、ふんわりと現実がそちらに向かって動き出す。
不思議なことに、最近はそんな感覚があります。
願望実現の“副作用”にも、気づいておく
願いが叶うとき、同時に思わぬ副作用があることも忘れてはいけないと思います。
「母ともっと一緒にいたい」と願っていた私は、実際に母と一緒に暮らすようになりました。
けれどその背景には、母の体調悪化や手術の繰り返しという現実がありました。
喜びと共に、責任や心配、不安も一緒にやってきます。
「お金をたくさん稼ぎたい」と願えば、それと引き換えに、大切な人との時間を失う可能性もある。
だからこそ、願望を持つときには、「自分が本当に大切にしたいもの」を忘れずにいたい。
私にとっては、健康、家族、心の平穏。それを土台に置いたうえで願うことが大切なんだと思います。
願望実現の仕組みを“カレー”でたとえるなら…
願望実現って、よくわからない魔法のように感じるかもしれません。
でも私は最近、「カレーを食べたい」という気持ちと似ているなと気づきました。
カレーを食べたいと思ったら、自然と「どこのカレーにしよう?」「何時に食べに行こう?」と考え始めますよね。
そして実際にスーパーに行ったり、お店を探したり、行動に移していく。
そうやって私たちは、無意識のうちに「願望を叶える選択」を一歩一歩しているんです。
「無理かも…」もまた、現実を作ってしまう
一方で、「どうせ無理だろうな…」という思いも、同じように実現してしまいます。
カレーを食べたいと思っても、「今日は疲れてるから無理」「お金ないし」と思えば、結局食べられない。
それと同じで、「10億円なんて無理」「幸せな人生なんて自分には縁がない」と思えば、それが現実になります。
だからこそ、願いは“可能性のある未来”として、少しでも心に残しておくことが大切なんです。
習慣が、願いを現実に近づけてくれる
私はここ数年、ピアノを毎日欠かさず弾いています。
「触るだけでいい」と決めたことで、どんなに忙しくても続けられました。
この習慣が、願望実現の大きなエンジンになっているんです。
小さくても、毎日やることで、思考がその願いに染まっていく。
ピアノを弾く時間は、私にとって「自分とつながる時間」でもあります。
そして気づけば、Kindle出版、Udemy講座の公開、ブログ記事の蓄積、音声配信、メルマガ準備……
かつて思い描いていた願いが、今ここに少しずつ「形」として現れはじめています。
最後に:願望は“ふんわり優しく”思い続ける、でいい
願望を叶えるのに、特別な能力は必要ありません。
自分の心が「そうなったらいいな」と思えることを、否定せず、ふんわりと思い続けること。
たとえすぐに叶わなくても、その思いがあるだけで、人生の舵は少しずつ変わっていきます。
そしてもし、間違った扉を開けてしまったと思っても、それは“気づき”のチャンス。
「こっちじゃなかったな」と思ったら、また次の扉を開けていけばいいんです。
願望実現は、一直線じゃなくて、曲がりくねった山道のようなもの。
でも、その道のりも含めて、自分にとってのかけがえのない旅になる。
私はそう信じています。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたの願いも、ふんわりと叶っていくことを、心から願っています。