はい、みなさんこんにちは。読むだけで心が整う、遠野和の『豊かな人生』の作り方。
今日も「豊かさはここにある」をテーマに、身近に感じられる豊かさについてお話ししていきます。
今日は、「疲れている時ほど、ネットの不快なニュースを見てしまう理由」についてお話ししたいと思います。
スマホの「怒り」に時間を奪われていませんか?
今日もお仕事や日常のタスク、本当にお疲れ様です。
ふと気づくと、スマホを手に取って、ニュースのコメント欄やSNSで「怒りを煽るようなポスト」を延々とスクロールして読んでいませんか。
「何でこんな常識外れな人がいるんだろう」と腹を立てながら時間が過ぎ、後から「また無駄な時間を過ごしてしまった」と猛烈な自己嫌悪に襲われる……。もしそんな経験があるとしたら、今日のお話はあなたのためのものです。どうか肩の力を抜いて読んでみてくださいね。
それは意志の弱さではなく、脳のSOS
まず一番にお伝えしたいのは、「あなたは決して意志が弱いわけでも、性格が屈折しているわけでもない」ということです。
強いストレスを感じている時、私たちの脳内ではストレスホルモンが大量に分泌され、理性を司る「脳内企業のCEO」が疲労困憊になっています。すると、本能(社員たち)が「これ以上は限界だ、早く手軽な快楽でストレスをごまかしてくれ」とSOSを出します。
そのSOSに一番手軽に応えてしまうのが、ネット上の「怒りを誘うニュース」なのです。
なぜ、わざわざ不快になるニュースを見てしまうのか。それには3つの脳科学的な理由があります。
1. 「正義の鉄槌」によるドーパミン分泌
他人の過ちを心の中で裁くことで、手っ取り早く発散し「自分は正しい」という優越感を得ようとしています。
2. 「安全なサンドバッグ」への感情のすり替え
現実の理不尽なストレスを、反撃してこないネット上のターゲットに投影し、擬似的に叩いてスッキリしようとしている状態です。
3. 強い刺激による「心の痛みの麻痺」
怒りによるアドレナリンの激しい刺激で、日常の重い疲労感や不安という「鈍い痛み」を一時的に麻痺させています。
つまり、泥水で喉の渇きを潤そうとするほど、あなたの心はカラカラに乾いて悲鳴をあげていたのです。
怒りは脳をさらに疲弊させる「偽の休息」
しかし、ネットの怒りで得られるスッキリ感は、一時的な麻酔に過ぎません。
他人の非常識な振る舞いに怒っている間、脳内は常に「戦闘モード」のスイッチが入りっぱなしになります。ソファーで休んでいるつもりでも、脳は全力疾走しているのと同じです。
結果として自律神経は休まらず、麻酔が切れた後には、以前より強い疲労感と自己嫌悪だけが残るという悪循環に陥ってしまいます。
泥水を飲むのをやめ、クリアーな心のコップを満たすステップ
この苦しいループから抜け出すためには、気合いで自分を縛り付けるのではなく、「優しいホワイト企業のCEO」として自分を扱ってあげることが大切です。
第一ステップ(客観視)
ダラダラ見ている自分に気づいたら、「あ、今自分はすごく疲れていて、脳が手軽な快楽を欲しがっているんだな」と静かに捉えます。
第二ステップ(完璧な自愛)
「あれだけ頑張っていればスマホに逃げたくもなるよね」「今日は限界だったんだな」と、ダメな自分をそのまま許してあげます。
第三ステップ(環境のデザイン)
疲れている時の意志力はアテになりません。スマホを寝室に持ち込まないなど、物理的な距離を作ります。
第四ステップ(真の休息)
ネットの怒りではなく、湯船に浸かったり、温かい飲み物を飲んだりして、心を満たす「真の休息」を自分にプレゼントします。
あなたはこれまで、「〜すべき」と誰かの期待に応えようと、一人で戦ってきたからこそ、脳が限界を迎えていたんです。
もう自分を責める必要はありません。今日からは、あなた自身が一番優しいCEOになって、心と体に「いつもありがとう」と声をかけてあげてくださいね。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
それでは今日はこの辺で。あなたの人生がますます豊かでありますように。遠野和でした。
豊かな人生 How to enrich your life 