こんにちは、豊かな人生です。
今日は「心の声を聞こう」というお話をしたいと思います。
心の声、聞こえていますか?
みなさん、自分の心の声、ちゃんと聞いていますか?
これ、実は結構難しいんですよね。というより、年齢を重ねるほどに、どんどん難しくなっていくように感じます。
小さな頃は、「お腹すいた」「眠い」「これ欲しい」など、自分の気持ちにとても素直でしたよね。でも、大人になるにつれて、
「これは我慢しないと」 「こうあるべき」 「ここは自分の意見は抑えておこう」
…と、いつのまにか心の声にフタをして生きるようになります。
私自身の体調不良からの気づき
私自身、30代後半から40代前半にかけて、体調を大きく崩した経験があります。
それまで「家族のため」「職場に迷惑をかけないように」「結果を出すために」と、ずっと無理をして頑張ってきました。でも、あるとき限界が来てしまったんです。
そして気づいたんです。
**「自分は、何をしたいのかわからなくなってしまっている」**と。
今でも、当時のことを振り返ると、「あぁ、自分はとても疲れていたんだな」と気づくことがあります。
自分に問いかける時間を持つ
だからこそ、「本当は自分、何をしたいんだい?」と心に問いかける時間を持つことは、とても大切だと感じています。
「そんな甘いこと言ってんじゃないよ」
「人生はそんなに甘くないんだ」
…という声もあるかもしれません。それも一理あります。否定するつもりはまったくありません。
でも、体調を崩してから立て直すのは、本当に大変です。
時間もかかるし、自分も周囲も苦しむことになります。
小さな欲求に正直になる練習
今の私は一人で生活していて、責任の重いポジションでもありません。だから、「まぁ、なんとかなるかな」と、気持ちにゆとりを持てるようになってきました。きっと、心がずっと叫んでいたんでしょうね。
たとえば、
「これ食べたいな」 「ちょっと眠いな」 「この音楽、聴いていたいな」
そんな小さな欲求にも、素直になっていいと思うんです。
もちろん、なんでもかんでも自分の欲求を優先すればいい、ということではありません。でも、まずは自分の気持ちに正直になってみる。これは意外とトレーニングが必要です。
甘いものが欲しいのは本心?ストレス?
たとえば甘いものが無性に食べたい…。
でも、それはストレスが原因かもしれません。根っこにあるのは「睡眠不足」や「運動不足」だったりする。
だからこそ、自分の心と体の声を丁寧に聞いて、少しずつ実行していく。
本当の自分をケアすることが大事なんだと思います。
「まず自分のコップを満たす」
そして、「そんな自分勝手なことしていいのかな」と思ってしまう方へ。
自分を大切にすることは、エゴではありません。
むしろ、自分をないがしろにした結果、他人にも優しくできなくなる。
私がいつも意識しているのは、
**「まず自分のコップを満たす」**という考え方です。
コップが満たされて溢れた分を、周りに分けていく。それがいちばん自然で、健全な循環だと思っています。
無理して分け与えることのリスク
もし、半分しか水の入っていないコップから誰かに分けようとしたら…
本当は自分も苦しいのに我慢していることになりますよね。
すると、どこかに打算や不満が入り込んでしまう。
それでは本末転倒です。
「余裕がないときは、無理してあげなくてもいい。」
そう割り切っていくことも、大切な豊かさの一部だと思うんです。
「犠牲」ではなく「循環」を目指して
「自分を犠牲にしてまで誰かのために生きる」
これは一見尊い行為に見えます。
でも私自身、教育の現場で休日も働く先生方を見て思うのです。
それが「美しい伝統」ではなく、「苦しい慣習」になってはいないか?と。
自分の心が苦しいまま行う貢献は、続かないのです。
豊かさは、まず自分から
だからこそ、精神的・肉体的・経済的にも、自分がまず豊かであること。
そして、そこから誰かを満たしていけたら理想だなと私は思うのです。
これが、私が考える「持続可能な豊かさ」。
心・体・お金が豊かな状態のまま、一生を過ごしていけたら…
それこそが、真に豊かな人生ではないでしょうか。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
どうぞ、今日という日があなたにとって豊かな1日になりますように。
ではまた、お会いしましょう。
