雨の朝、気づきとともに始まる一日
今日は5月30日。茨城県では雨模様で、ちょっと肌寒い一日ですね。外の気温は16度。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
5月も終わりに近づき、まもなく梅雨入りかなという感じもしています。
今朝の気づきをシェアしたくて
さて、今日は何の話をしようかと思っていたのですが、今朝ふと大事な気づきがあったので、それを皆さんと共有したいと思います。
この気づきは、私にとってとても大切なもので、もしかしたら皆さんの人生にも何かヒントになるかもしれません。必要な方だけ、聴いていただければ嬉しいです。
「豊かさ」への二元論的な視点
私のチャンネル名は「豊かな人生」ですが、時に「豊かでなければならない」「豊かかどうかで価値が決まる」といった二元論的な捉え方をしてしまうことがあります。
そして私自身、性格的に完璧主義で、白黒をはっきりつけたがる傾向があります。
「今日はいい日だった」「あの人は素晴らしい」「今日はダメな日だった」——そんなふうに、無意識に物事を判断してしまう。
でも、それって結局、「良くない日」が必ず出てくる構造でもあるんですよね。
良くない日も、人生の一部
でも最近、改めてこう思うようになったんです。
良くない日も、自分の人生そのものだ。
できれば、人生はずっと楽しく、幸せで、充実していてほしい。でも現実には、そうでない時間も必ずある。
むしろその波があるからこそ、人生には深みや味わいが出てくるんじゃないか。
スイカに塩をかけると甘さが引き立つように、ちょっとした苦味や渋味が、人生を香り高くしてくれる——そんなふうにも思うんです。
混ぜ込んでいく感覚
「失敗だったな」「今日イマイチだったな」そういう日も、無理に否定せず、混ぜ込んでいく感覚。
それが、人生に幅や奥行きを与えてくれる気がします。
モヤモヤした朝も、私の一日
今日の私はというと、朝5時に目が覚めてピアノを弾きました。気持ちの良い時間でした。
でもその後、なんとなく二度寝をしてしまい、YouTubeを見ながらウトウト。起きたら、なんともスッキリしない感じでした。
「あれ? なんかモヤモヤするな」「無駄に時間を過ごしてしまったな」——そんな思いを抱えながら、今、母の病院に向かう道すがら、この収録をしています。
反省も、次への種になる
思えば、ここ数日運動もしすぎていて、疲れも溜まっていたのかもしれません。
でも、そんなモヤモヤや失敗も含めて、それもまた私の一日であり、私の人生なんですよね。
「じゃあ次からどうするか?」と考えることも大事です。たとえば、朝起きたときはYouTubeを見ないようにしようかな、とか。
でもたとえ同じ過ちをまた繰り返したとしても、それはそれでいいんじゃないか——とも思うんです。
人生に正解なんてないから
PDCAを回すように、改善していくことも素晴らしい。
でも同じことを繰り返してしまう人生も、どこか人間らしくて味わい深い。
本当に変えたいと心から思ったときに、変えていけばいいんですよね。
豊かさのベースと、失って見えるもの
私がいま信じていることは、「体の健康」「心の安定」「お金の安心」、この3つが整えば、おおよそ豊かさを感じやすくなるということ。
でも、たとえどれかが欠けていたとしても、主観的な豊かさ はいつでも感じられるとも思っています。
たとえば、体調を崩した時期に、「朝ご飯を普通に食べられることが、どれだけありがたいか」を感じた経験があります。
何かを失ったときにこそ、感じられる豊かさがある。そういう気づきも、また大切にしていきたいんです。
変わり続ける自分を許す
そしてこれはあくまで、今の私の考え方。
2025年5月30日時点のものです。明日には変わっているかもしれませんし、1年後にはまったく逆のことを言っているかもしれない。
でも、そんなふうに日々を重ねながら、「今日豊かだったな」と思える瞬間と出会えたら、それでいいんじゃないかなと思います。
今日は「そういう日」でもいい
たとえ出会えなかったとしても、「今日はそういう日だったな。じゃあ、また明日があるさ」と思えること。
毎日がハッピーじゃなくていいんです。そういう日もあるからこそ、嬉しい瞬間が際立つんだと思います。
私たちは生き残ってきた存在だから
私たちは、ご先祖様から命を繋いでもらった存在です。数え切れない困難を乗り越えて、今ここにいます。
だから、心配性だったり、ネガティブだったりするのも当然なんです。それが、私たちのDNAなのかもしれません。
「生きててよかったな」と思える瞬間は、必ずくる
それでも、時が経てばきっと、
「ああ、生きててよかったな」
と思える瞬間がやってきます。
それは食べ物かもしれないし、誰かとの出会いかもしれないし、夢中になって何かに取り組んだ時間かもしれません。
映画のような人生をつくっていこう
人生は映画のように、いろんなシーンが織りなされていきます。
嬉しい瞬間も、苦しい瞬間も、全部ひっくるめて、自分だけの物語なんですよね。
そんなふうに生きられたら、ほんとうに豊かだなと思います。
本日もありがとうございました。
今日という一日が、皆さんにとって少しでも豊かなものでありますように。
また次回お会いしましょう。