心がざわつく日々の中で気づいたこと
こんにちは。豊かな人生です。
今回は「誰かのために生きることが、心の不安を静かにしていく」というお話です。
日々を生きていると、不安というのは静かに、でも確実に押し寄せてくることがありますよね。そんな中で、今日私は一つの大きな気づきを得ました。それを皆さんにもぜひシェアしたいと思います。
面会準備に込めた思い
今日は母の入院先へ面会に行ってきました。
もうしばらく入院が続いていて、私としても「なんとか元気になってほしいなぁ」と願いながらの面会でした。
最近、母は少しずつ調子が上向いてきています。でも、どうにも食欲が出ない。それは病院食があまり美味しくないという理由もあるようで、じゃあ何か食べたいものはあるか?と聞いてみたんです。
すると、母からいろいろオーダーが来ました。冷やし中華、コロッケ、おにぎり、プラム。それから私が好きなぬか漬けも食べたいって。ぬか漬けは私の得意分野でもあるので、きゅうりとにんじんを漬けて、朝にはいい感じに漬かったものを持っていきました。
「準備」はぜんぜん苦じゃなかった
これらの準備は、ぜんぜん負担じゃなかったんです。むしろ、母が「食べたい」と言ってくれることが嬉しくて、「よし!じゃあ持っていこう」と思えたんですよね。
コンビニにもドラッグストアにも寄って、必要なものを一つひとつ揃えて、面会に向かいました。母は本当に喜んでくれて、「美味しい、美味しい」って何度も言ってくれて。プラムも「夜に食べるね」と嬉しそうでした。
気づけば私の心も整っていた
そんな一日を過ごして、今帰り道なんですが…
不思議なことに、まったく疲れていないんです。むしろ、清々しい。むしろ、元気になっている。
母にいろいろ尽くしたつもりが、逆に私が元気をもらっているような感覚でした。肩や背中を軽くマッサージしたりもしたんですが、人に触れることで「オキシトシン」という幸せホルモンが出るとも聞きます。それも関係しているのかもしれません。
労働ではない、“充電の時間”
これって労働ではないんですよね。むしろ、「生きている」って実感が湧いてくる時間でした。
誰かのために一生懸命になることって、実はものすごくパワーをくれる行動なんだと思います。
仕事でも「誰かのために」は疲れにくい
私の仕事は、学習塾の学習アドバイザーや講座のセールス、教室の運営など幅広くあります。中には「ちょっと面倒だな」と感じる仕事もあるのですが…
不思議と「この子のモチベーションを上げるために」とか「どう伝えたらやる気が出るかな」と思って試行錯誤している時間は、全然疲れないんです。
やっぱり、「誰かのために」という感覚で動いている時って、疲れないんですよね。
「誰かのため」が「自分のため」に変わる瞬間
今日の気づきは、そんな「誰かのために動く」ことが、結果的に自分の心を安定させ、元気にしてくれるという実感でした。
科学的な裏付けというよりも、私が確かに感じたこの実感は、きっとどこかで皆さんにも役立つのではないかと思ってシェアさせていただきました。